物理学科を専攻している。化学を複数専攻し、音楽を副専攻している。

2020年2月、「ハジン」というペンネームで短編「確率の墓（확률의 무덤）」をウェブ小説プラットフォームに公開し、作品活動を始めた。公開作以外、いくつか習作を書いていた。「ある人の連続性（어떤 사람의 연속성）」が2021年第1回浦項工科大学（POSTECH）主催SFアワードで短編小説部門当選作に選ばれデビューした。本作は、終盤の完成度が高く、筆力が際立つと評された。SF世界を通じて洞察力を元に人間と世界を叙情的に描いた。

卓越な物語の構成と人物の感情表現、そして社会に対する鋭い視線を自然に組み立てる実力に優れていると評されている。

ひびや隙間を意味する「罅」、すすむ「進」を組み合わせしたぺーんネーム「ハジン」。科学技術と日常の間の隙間から素材をつかみ物語を書きたい、と常に願っている。

著者：イ・ハジン | 翻訳：イ・ハジン | 翻訳：ファン・モガ（日本語版）

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