日本に渡り漫画家のスタジオで制作スタッフとして働き、漫画関係の通訳・翻訳とマネジメントの仕事を並行してきた。創作現場では生活に苦しみ、IT企業で6年間働いたこともある。ウェブ小説プラットフォームである『britG』の登録作家であり、「家族になる道（가족이 되는 길）」「マネキン三号（마네킹 삼호）」「残された者たちの時間（남겨진 자들의 시간）」が、編集部の推薦作に選ばれている。「モーメント・アーケード（모멘트 아케이드）」で第4回科学文学賞中編短編部門大賞を受賞。2020年には、MBC（韓国文化放送）の韓国版オリジナルSFアンソロジードラマシリーズ『SF8』の「ARブラインドラブ（증강 콩깍지）」の原作を執筆し、安全家屋出版社の『大スターアンソロジー（대스타 앤솔로지）』に収録された。2020年6月、短編集『夜の顔たち（밤의 얼굴들）』を出版。テクノロジー的装置で過去の歴史に照明を当てた「縁、遅くても会いましょう（연고, 늦게라도 만납시다）」「西早稲田駅B階（니시와세다역 B층）」と、「記憶」と「感覚」をテーマに「体験」と「共感」を描いた「あなたの記憶は幽霊（당신의 기억은 유령）」など、6作が収録されている。

著者：ファン・モガ | 翻訳：キム・ミョンウン（日本語版）

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